内閣府は2019年2月から「満足度・生活の質に関する調査」を続けています。GDPだけでは見えない生活の質を数字にするための調査で、中心にあるのが生活満足度という指標です。聞き方は単純で、「現在の生活にどの程度満足しているか」を0点から10点で自己申告してもらいます。
2025年3月に実施された第7回調査(回答10,633人)では、全体の平均は5.79点でした。前回(2024年2月)の5.89点から0.10ポイント下がっています。
7年分を並べると、5.74点から5.89点のあいだを行き来していて、大きく動いていないことが分かります。1年の上下だけを見て「日本人が幸せになった/不幸になった」と読むのは無理があり、実際に報告書も「一進一退」という表現を使っています。
属性で見ると差があります。男女別では男性5.68点・女性5.91点で、この調査では一貫して女性のほうが高く出ています。雇用形態別では正規雇用5.76点・非正規雇用5.53点でした。