共働き世帯のほうが生活満足度は高い

若年層では男女とも共働き世帯の生活満足度が高く、子育て世帯でも総じて共働きのほうが高く出ています。

2025年の調査では、本人だけでなく配偶者の就業状況も新しく聞いています。これによって、共働き世帯と一方だけが就業している世帯を比べられるようになりました。

結果は、若年層(39歳以下)では男女とも共働き世帯のほうが生活満足度が高いというものでした。男性は共働き6.05点に対し一方のみ就業5.47点、女性は共働き6.31点に対し一方のみ就業6.05点です。

子育て世帯に限っても、総じて共働き世帯のほうが高くなっています。未就学児がいる世帯に限ると女性では一方のみが就業の世帯のほうが若干高くなりますが、共働きも含めて満足度の水準自体は高いところにあります。

もうひとつ関連するのが、就業形態と「充実した人生を送れていると思う」の関係です。配偶者がいない場合は正規雇用・非正規雇用・非就業の順にスコアが高く、配偶者がいる場合、正規雇用の女性は非正規雇用や非就業と比べて高いスコアになっていました。

注意したいのは、これが世帯の形と満足度の関連を示したものであって、働き方を変えれば満足度が上がることを示したものではない点です。共働きを選べる状況にある世帯と、そうでない世帯では、そもそも他の条件も違います。

この数字の使い道

世帯の形は簡単に変えられるものではありませんが、「今の形だから低いのが当たり前」と思っていた部分が、データでは逆になっていることもあります。

出典: 内閣府「満足度・生活の質に関する調査報告書2025」(2025年9月)

自分の点数を、この平均と並べてみる

調査とまったく同じ聞き方で15問に答えると、全国平均と世界平均の隣に 自分を置けます。13分野の伸びしろも、内閣府の重回帰分析の係数を使って 効き目の大きい順に出ます。

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